映画レビュー

「イントゥ・ザ・ワイルド」で自分の人生を生きようと思える

こんにちは。

今回は「イントゥ・ザ・ワイルド」という映画をレビューします。

おすすめポイント

「イントゥ・ザ・ワイルド」のおすすめポイントをご紹介します。

息を呑む自然美

この映画のお勧めポイントは、美しい自然が見られる点です。

主人公の青年がアラスカを目指して旅をしていく物語なのですが、壮大で息を呑む自然美がこの映画をたくさん彩ってくれています。

特に、主人公が雪に覆われた大地の上で天を仰ぐシーンは圧巻です。

両手を広げ天を仰いでいる主人公の姿を回るようにカメラが撮っていくのですが、背後にも山々が広がっており、その美しさに目を奪われること必至です。

まるでその場所の冷え冷えとした空気までも伝わってくるようなシーンでした。

自然界の動物の姿

また、動物の姿が描かれるのもこの映画のお勧めポイントです。

主人公がシカの大群を追いかけようとして途中で止めて微笑みながら様子を見守るシーンが特に印象的でした。

理由は、シカも人間も同じ大地に生きる生き物であることを強く感じさせられたからです。

普段の生活で犬や猫以外の大型の動物を見る機会といえば動物園ぐらいだと思います。

動物園にいるライオンやクマなどに対しては、その動物園の中で生息しているような印象を抱いてしまいがちですが、本質的には人間も他の動物も野生に生きています。

この映画の主人公と動物たちの姿を見ていると、人間も動物も共に共存していることを再認識させられます。

人生は人の数だけ何通りもある

この映画から学んだことは、「人生は人の数だけ何通りもある」ということです。

主人公のクリストファー・マッカンドレスが彼の人生を通してそのことを教えてくれました。

彼は優秀な成績で大学を卒業しますが、そのあと全てを捨てて旅に出るのです。

自らの足で進み、時にヒッチハイクをしながらアラスカを目指して旅をしていきます。

両親や妹にも内緒でそのような大胆で常軌を逸した行動ができるマインドに私は心を掴まれました。

彼は自分自身の強い意志や信念に従って行動に移し、まさに「自分の生き方」を実践しているように思いました。

 

安定のある職に就いて親を安心させてあげたいと考える人は少なくないでしょう。

自分の本当の気持ちを隠して、もしくはしたいことが分からないまま不本意な仕事や生き方を実践している人が多いかもしれません。

ですが、やはり自分の人生を生きるのは紛れもなく自分自身です。

自分自身の心に従い、時には親や友達に助けてもらいながら、互いに支え合って生きることは勿論ですが、自分の人生を操縦するパイロットは最後まで自分自身でありたいものです。

自分が本当にしたいことを実践するために行動すること、人生は人の数だけ何通りもあることをこの映画から学べました。

勇気をもって一歩外へ

私は大学在学中にこの映画を見たのですが、主人公の勇敢な生き方に心を打たれたことを覚えています。

当時はそれまでの人生に心の中で何かモヤモヤを感じていて、もう一皮剥けたいという気持ちを抱いていました。

加えて、卒業後の就職に関しても悩んでいた時期でもありました。

特にやりたいこともない、何を仕事としてやりたいかも分からないような状態でした。

 

でも、この映画に出会えたことで、自分の中に少しでも今までと違うアンテナが張られたことは確実です。

3回生終わりの春休みにオーストラリアへ3週間の語学留学を経験したのですが、間違いなく「イントゥ・ザ・ワイルド」が最初のきっかけだったと思っています。

留学中はこの映画の主人公のように「人生に残る旅にする」ことを心がけ、外国人たちとの授業やサッカー、サーフィンなどに果敢にチャレンジしていきました。

勇気をもって一歩外に飛び出していく、これまでの自分が見たこともない景色に出会いに行くことの大切さを学べました。

「イントゥ・ザ・ワイルド」を見たことでオーストラリア留学へと繋がり、世界をより広い視野で見ることができるようになったと思います。

この映画は今でも時折見返し、自分にとってバイブルのような存在になっています。

「生きる」ことの本質

私がこの映画で特に魅力的に思えた部分は、主人公の自給自足する姿です。

彼は道中に、雪に埋もれた無人のバスを発見するのですが、それを寝床を含めた生活の場として活用するのです。

車内から不必要なものを取り除き、埃をはたき、生活しやすいように整えていきます。

その姿が、原始時代を思わせるような、まさに「生きる」ことの本質を実践しているように映り、尊敬の念を抱きました。

 

さらに驚いたのが、主人公が牛をしとめ、調理しようと試みるシーンです。

牛の皮をはぐ場面などが生々しく描写されるのですが、何より主人公が飢えを凌ぐために懸命にその肉を何とか食べられるようにしようと奮闘する姿に目を奪われました。

肉が腐敗しないように虫が寄ってこないように対策を講じながら作業していくのですが、普段このようなことをしない分印象に残るシーンになりました。

まさに自給自足と言える主人公の生活に憧れを抱きましたし、自給自足することが魅力的に思えました。

こんな人におすすめ

この映画は、自分の生き方や生きること自体に迷いが生じている全ての人にとって、少しでもヒントや気づきとなる映画になると思います。

人生を変えたい、今の生活に少しでも刺激を与えたいと考えている人は、ぜひ「イントゥ・ザ・ワイルド」を観てみてはいかがでしょうか。